今でも理解できない校則
校則はその時代に適応していれば問題視されないかもしれませんが・・・
20年たった今、思い出してもどうしても理解できていないことがあります(教師として)
高校の体育大会 全校の生徒が整列しているところで、 私のクラスの女子生徒が数人 後ろから列の間に割り込んできた生徒指導部の体育の先生に 次々と頭を叩かれました。
(今なら完全に暴力指導でアウトであるが)
クラスの一番後ろに立っていた担任の私は 何が起こったのか驚いて近づいていきましたが、 叩かれた生徒達も ぽかんとしていました。 初めは生徒が私語でもしていて注意されたのかと考えましたが 、髪型を注意されたらしく 髪を思いきり引っ張られたらしい様子。
校則で 「女子は肩に髪がついたらしばる」項目があり
一つで縛ったり ポニーテールや 三つ編みの女子は 叩かれることはありませんでした。
団子にしていた7,8名の生徒が叩かれたようです。
その後、朝礼台に立った生徒指導部の先生が
「体育大会をお祭りと勘違いしているバカ者がいる。 今、頭を叩かれた生徒は そのままでは競技に参加させんか らな」
団子にしている生徒が叩かれたことが 後でわかった 女子生徒たちは
「団子の髪型だけが注意を受けた理由」が理解できず ぶつぶつ言いながら団子髪をほどいていました。ぐちゃぐちゃで目も当てられませんでしたが・・・・。
生徒手帳にも 髪型についての校則は 「肩についた髪は、一つか二つで縛ること。ただしゴムの色は華美でないこと」 とあるが 何が基準で団子髪だけが叩かれたのかいまだに謎????
現在30代後半(当時の叩かれた生徒)の同窓会は、毎回その話で盛り上がりますが・・・
「うなじを見せてはいけないってことだったの?色っぽく見えるから?」とか
「団子=お祭り気分って決めつけられたの?」とか
「日ごろ見られない髪型で、先生が刺激的と感じたから?」とか
「団子スタイルは露出の範囲が広い???とか・・・・
同窓会では最後は笑い話になって終わるけれど 実際は何がいけなかったのでしょうか。
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