中高生からの相談
中高生のお悩み相談コーナー No.4
1.高校性の初めての夏休み(高1女子 B子)
1年前と比べたら
受験勉強から解放され
何でもあり!
早速アルバイトをして
お金を貯めて・・・と
計画していたのに
親から
「アルバイトは学校で禁止されているからダメ」
高校に入ったらアルバイトしていいって
親と約束していたのに
急に変なことを言い出して
大喧嘩になった
「高校のうちに
社会勉強をして
働くことの意味を体験して
お金のありがたみも
身に着けた方がいい」
って言った言葉は
どうなったのか
親とは2週間口もきいてないし
何もやる気が起こらない
最悪の夏休み
中高生のお悩み相談コーナー
No.3
1.携帯電話とストレス(高1女子 A子)
携帯電話は一番身近なもの
知らないことは教えてくれるし(調べれば)
24時間いつでも対応してくれるし
携帯を触っている間は
嫌なことも忘れる
自分の求めているものに答えてくれる携帯電話は。
でも・・・
朝起きたら
直ぐにLINEやメールチェック
夜寝る前も
暗闇で携帯を触っている
半ば
義務的に。
友達からの連絡を
未読にすることに
すごく神経を使っている
話を聞いて要約すると
A子は高校に入学して
携帯電話を持てることは
大人になった気分で嬉しかった
でも
学校で
言われるがままに
知り合ったばかりの
クラスメートと
LINE、メール登録をして数か月
あまり交友関係に
積極的でないA子は
LINEをスルーしたり
メールの返信をしなかったりすることが
何度か続いた途端
クラスで
皆に避けられるようになった気がする
既読しただけでなく
友達の質問に答えなければならないし
そのやり取りをしていると
学校の宿題も集中して
できなくなって・・
携帯電話は
勉強する時
わからないことを調べたりするのに
結構活用しているから
勉強中に入ってくる着信音が
怖くてたまらない
お母さんに相談したら
「携帯を持ってないことにしたら」
って言われたけど
今さら嘘をついたら
余計にいじめられそうで怖い
自分の生活スタイルが
守れないことに
一番のストレスを感じている
中高生のお悩み相談コーナー
No.2(夏休み)
中学3年の受験生 どうしたら やる気になるのか
中学校最後の夏休み
中高生のお悩み相談コーナー
No.1
女子の友人関係
(中高生向けの文面になっています)
中高生の皆さんへ
いきなりですが あなたは友人は多い方ですか
たとえば
入学時や新学期。
新しい環境では新しい出会いがあり
「友達出来るかなあ」
「友達が欲しいけどどうしたらよいのかわからない」とか・・・。
では友人ができやすい、できにくい場合もあります。
新学期
(高校バージョン)
新学期が始まって
学校に慣れたかどうか、悩みはないかなど担任面接が実施されます。
新しい環境に慣れるまでには時間がかかるので、
初めての担任面接では
・友達ができない
などの悩みが多いですね。(自分の担任としての経験上)
また
夏休み明けの担任面接
特に女子の友人関係の悩みでは
・仲の良い3人グループで行動していたが、最近自分だけが避けられている気がする
・一番仲の良かった友達が急に冷たくなった理由を知りたい
・今まで仲の良かった友達が自分の陰口を言っていることを知ってショックを受けている
・修学旅行の自由行動のグループに入れなくて、修学旅行に行きたくない
・LINEで既読スルーされ、自分が友人にどう思われているのか気になって仕方がない
・秘密の話を平気でほかの人に話していた友人が許せない
・いつもグループで行動しているのに、休日の遊びの誘いはのけ者にされている
・お弁当の時間、女の子同士が机を合せてランチタイムをするのに 自分はいつも独りぼっち
・高校に入って、友人ができず学校も楽しくない など
悩みは尽きません。
状況は色々あると思いますが、
ここで、少し分析します。(個人の見解です)
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・女子生徒は比較的2人以上の複数で行動する傾向がある。
・同じ部活、登下校が一緒、学校で行動を共にする友人が一般的に多い。
「ねえ、●●ちゃん、※※※に行くんだけどついてきて」
「うんいいよ」
共に行動することで親近感も増し、何をするにも楽しそうな光景をよく目にする。
お互いの信頼関係ができているのだろう。
見ているこちらも笑顔になる。
「ねえ●●ちゃん、どうしよう」と相談すれば
「そんなの気にしなくていいよ」と
励まされたりして側にいて力強い存在
さらに3人以上のグループになると
少人数のグループの拡大化、実際には仲の良い2,3人組がいくつか集まっている例が多い。
・クラス内の友人・・授業の教室移動時(体育、実験実習の授業など)
・それ以外の友人(以前からの友人など)
それぞれの場面での友人を大切にし、友人の数も多い。
そんなリーダー性のある友人グループにいると、
面倒なことを考えずに同じように行動していればよいという安心感から
連なっていることもある。
人それぞれの性格が 人付き合いに大きな影響を与える。
★何でも話せる、自分と気の合う友人を求める。
★自分の事を理解してくれる友人がいい。
★困ったとき相談できる友人は最高。
★決断力のある頼りがいのある友人がいい。
これは、すべて
★友人にとって、あなたは友人としてどんな存在でしょうか。
★友人から どんな点が求められていると思いますか?
・明るくていつも笑顔でいるところ
いくつあげられますか?
こうして考えてみると不思議なもので
お互いバランスの取れた関係であれば 仲の良い間柄が続きます。
ところが
自己中心的な言動や一方的に相手に何かを求め続けると
どんなに気を許せる仲と言っても
相手に対する配慮は必要ですね。
「ありがとう。嬉しかった」と気持ちを込めてお礼を言い、
友人が困っていた時には すぐに手を差し伸べる。
明るく人が寄ってくる人は
話し上手であったり
周囲に気配りができたり
ポジティブでエネルギッシュで人にパワーを与える人が多いと思います。
いつも暗い顔をしていたり
「どうしよう、どうしよう」とネガティブなことを繰り返していると
聞いている側がだんだんと疲れてしまったり。
友人ができない・・・ではなく
自分の方から話しかける働きかけが友人になるきっかけになったり。
人間関係は、共に行動していくうえで
多くの場面での言動を通して
相手の考え方や自分とのバランスを図って築き上げられていきます。
社会に出れば、苦手なタイプの人と仕事を共にすることも出てきます。
自分は相手にとってどんな存在であるか
振り返るだけでも