夏休みワンポイントアドバイス第2弾(中学生バージョン)
アメブロからの抜粋(夏休み前に投稿)
*夏休みに向けて(中学生バージョン)
夏休みをただ何となくスタートさせてしまうと、
あらゆることを「明日やればいい」とか「明日からやる」と先延ばしにすることが多くなりがちです。
中学校(学期制)の1学期末考査が終ると、子どもたちも少し気が抜けて、次に何をやるべきかをなかなか考えにくいものです。
今回は中学性バージョンということで話を進めます。
中学1年生は、初めての夏休み。
小学校の時と違って日誌はありませんが、
各教科から多くの課題(ワークブックや問題集・プリントなど)が出され、その膨大な量に困惑するかもしれません。
初めての夏休みに一番重要なことは、1学期に学んだことの復習です。
簡単に言えば
1.苦手教科の克服
を夏休みにやってほしいのです。
英語や数学など基本をおさらいすることは決して無駄にはなりません。
基礎の上に積み上げられることをしっかり意識して
自分の苦手教科や苦手な分野に目を向けさせてください。
もちろん2,3年生も同様ですが、今まで学習した内容の範囲が広いので並大抵なことではないかもしれません。
それでも一つずつ、根気よくやることです。
基礎からの見直しとなると、子どもが何を理解できていないのかを知ることが必要です。
いつから難しいと感じ始めたのか、
どの内容からわからなくなったのか、
その時点に戻って復習を試みてください。
基礎のできていないスポンジのような柔らかい土台の上に物を積み上げても、
一度バランスを崩すと見事に崩れてしまうということです。
さらにその上に物を積み上げにくい状況は変わりません。
それだけ基礎は肝心です。
長い夏休みだからこそ、時間をかけて苦手なものの克服ができるのです。
やればやっただけの結果につながる!
そして、
2.課題対策は計画的に学習を進めることです。
出校日に提出する課題を再確認し、
机上のスケジュール表を活用して(第1弾ブログ参照)
優先順位を上にあげておきます。
パワーのある子どもは、やる気のある時にまとめて課題を1日で仕上げようと試みますが、
それが通用するのも小学校までです。
ワークブックや問題集などの解答欄がとびとびの歯抜けの状態では課題を消化したことにはなりません。
「宿題やったの?」と親に聞かれ「ほらっ」・・・。
とにかく何かが書いた跡があればいいなんて、小学校の日誌ではありがちですが・・・・。
中学校では、わからないところは徹底して調べたり、解き方を教科書で復習したり模索しながらきちんと宿題をこなすことが実力アップになります。
出校日や夏休み明けに課題テストや実力テストを実施している学校も多く、学校としても生徒に実力をつけさせるために必死です。
また、夏休みは
3.計画を立て時間を上手に使う経験値を高めるチャンス
自主性を身に着けさせるためにも、
子ども自身により多くの経験から物事を考えさせ、
行動することで自信をつけさせ、
チャンスを生かしてください。
さすがに中学3年生は、高校受験に向けて進路目標実現のために学校や塾の先生からお尻を叩かれ、休む暇もなく受験勉強に明け暮れることになるかもしれません。
受験は確かにプレッシャーのかかるものですが、同級生はみんな立場も同じだから・・・と話せば少し気が軽くなります。
また、高校3年生でセンター試験などを目指す生徒たちは、夏休みでもほとんど学校で受験科目の補講や課外を受け、慌ただしい毎日を過ごしているのです。
年齢に応じていろいろな試練があることを話すのもよいかと思います。
しかし、受験受験のプレッシャーに押しつぶされては大変です。
言葉で追い詰める前に先に考えてほしいことがあります。
今、受験勉強を頑張ることは何につながる???
それは、入試間近になったときに慌てずにベストを尽くす準備ができるということです。
こんなことならもっと早くから勉強しておけばよかった・・・と後悔することを考えれば、今、気
が重くても受験勉強をやるべき理由が理解できるはずです。(どの学年も共通)
先は長いかもしれませんが、気長に反復の勉強を進めることで、
今までできなかった問題が解ける様になった喜びや大きな自信につながるきっかけになるのです。
開けても暮れても
「受験生でしょ!勉強しなさい」
「受験生のくせにテレビばかり見ていてどうするの?」・・・と言いたくなる状況も出てくるとは思いますが、子どもが聞き慣れると逆効果です。
たまには、「あなたが頑張るしかないけど、お母さんも応援できることは精一杯する覚悟でいるから一緒に頑張ろうね」とか、
「コツコツと勉強の貯金をすることが最大の戦略なんだって。一緒にコツコツと頑張るか!」など
元気の出る言葉がけを心がけてください。
~最後に~ このブログシリーズ、ついつい力が入ってしまいます。
個人的に直接子どもに声をかけることができれば、もっとパワーを与えられるのに・・・と思うと歯がゆい気持ちで一杯ですがブログも頑張ります。
「うちの子どもに直接話をしてほしい」とお考えの方、電話対応も可能です。
誠意をもって対応させていただきますのでご検討・ご相談ください。
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