学校あるある(ぼくだけいつも・・)
教員経験者のブログです
(小学生・中学生にありがちな例です)
「いつも僕ばっかり叱られる」
「学校でも○○先生は 僕が悪いことしていなくても いつも僕ばかりに怒る」
「僕△△先生に目をつけられてるかも・・・」
こんな子どもの愚痴を
聞いたことありませんか
自分が叱られたり怒られたりすることに
納得がいかない様子
家庭で兄弟げんかをした場合は
親がフォローできる機会は たくさんあります
でも・・・・
学校の先生にどう思われているのか
子どもたちはとても気にしています
僕だけ・・・ 私だけ・・・
子どもの愚痴を聞いて
親がどう思うか?
「うちの子 ワンパクだから
先生に怒られる様子が目に浮かぶ
仕方ないわ」
「先生と相性が悪いんじゃないかしら
担任の先生を替えれるわけないから
子どもに1年我慢させるしかない」
「テストの点数は良いのに
評価が悪いのは
子どもの言う通り
先生に嫌われているからかしら」
学校生活の様子が
わからない親は
どうしてよいのか
わからない
保護者会は親と先生が会話できるチャンスです
*保護者会の懇談内容から読み取れるもの
・子どもの悪い点ばかり話題にしてくる先生に 親としても不信感を持つ
・学校で子どもの取った行動について 話の中から先生の考え方を知る
・学校での問題点の報告ばかり聞くのではなく どうしたらよいか先生に投げかける
小学校は1日の生活を通して
先生が子どもを観察できます
中学校、高校では
担任の先生が1日の中で生徒に関わるところは
朝・帰りのホームルーム(ショートタイム)や
クラスのL.T(学級活動)の時間などで、
授業は
教科担任の先生が
時間割に合せて
毎時間 代わるので
小学校ほど 密接して観察はできません
でも
学年会や教科会などで
先生同士で クラスの様子や
生徒の様子の情報を共有する中で
担任として
子どもを理解する多くの情報が得られます
学校で担任の先生の存在は
「学校内での保護者」
何かあれば まず
担任の先生に連絡が入り
対応します
家庭との連絡も大切なことです
必要以上に保護者に電話する担任に
クレームが入ることもありますが
連携も大事なことです
親が
学校での親代わり(保護者)である担任の先生を
信頼できることが 一番です
どうしたら信頼できるか?
新学年になると
先生は クラスの生徒について
一人ひとり 家庭環境(家族構成、兄弟の有無など)
健康調査結果(アレルギーや配慮する事項等)
災害時の対応(帰宅方法や緊急連絡先など)
多くの情報を整理し
確かな情報を
色々な場面で活用できるようにします
これは
あくまでもデータです
少しでも
家庭の考え方や
先生の考え方(教育方針)を知る機会を増やして
連携が取れることが理想です
例えば 学校からの
「クラス通信」
「学年通信」
「学校通信」
「PTA通信」
色々な手段で出される通信は
とても大きな役割を果たしていると思います
クラス通信などは 強制的なものではなく
担任の先生の方針で
発行されるので
先生との巡りあわせもあるのは確か・・・です
*先生の年齢層も20代から50代と幅広いので
教員経験に差はありますが
新任研修では
「家庭との連携」について
必ず指導してきました
もう仕方ない・・・と
投げ捨ててあきらめる前に
子どもにとっても
一番 良い方法を考えて
行動すべきだと思います
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