兄弟げんかにうんざり
兄弟げんかにうんざり
子育てに自信がなくなった
(母親からの相談・・状況の再現)
小学2年の弟と小学5年の兄と二人兄弟
弟は感受性が強く、負けず嫌いな性格。
常に親に依存し
「ママ、○○」
「ママ、どうして△△してくれないの!」
「お兄ちゃんはいいのに、ぼくだけ××なんてずるい!」
最近は
自分の思い通りにならないと
ブチ切れて
物を投げたりと
手に負えない。
一方で
小5の兄は
マイペースでややのんびり屋
「ママ ●●(弟)が××だけど
ほっといていいの」
と 何かと弟をチクりいちいちうるさい
なんなんだ これは!
「兄弟 なかよくしてくれ~」
と叫びたくなる
学校から帰ってくると
毎日この繰り返し
何が問題なんだろうと悩む
夏休みは
朝から兄弟げんかが始まる
「ママ~お兄ちゃんがいじめた」「違うだろ お前が先に殴ったじゃないか」
うるさい!
心の中で叫んでトイレに駆け込んだ耳をふさいで深呼吸をする
トイレが唯一解放される場だ「兄弟の相性が本当に悪そう・・・・?」
「ストレスたまるわ」ふ~っとため息をつく
ファミリーレストランに出かければ
座席の奪い合いママの隣に誰が坐るか・・・・
「僕がママの横・・」
「お前はあっちに座れよ」もういい加減にして!
夕食時は唐揚げの奪い合い・・・
「それぼくが食べようと思ったのに・・・」「おまえ食べるの遅いからだろ」
子育てに自信がなくなった。
(以上)
兄弟げんかは100%悪いものではありません
けんかを通して
自分の考えを主張したり
相手の意見に耳を傾けたり
泣いて 怒って
感情を爆発させて
自分をコントロールすることも
学びます
度を過ぎるようでは困りますが
それなりに
人格形成に役立つ過程なのです
兄弟は年齢差はあっても
ライバル意識を持ちやすい常に 自分が上位でありたいがために
色々な要求をしてきます親が兄弟の要求を
常に平等に受け入れることはなかなか難しい
POINTは
・親は常に子どもにフェアな態度をとる・子どもの主張に とりあえず耳を傾け 最後まで聞いてあげる
・「どうしたらよいと思う?」と 子どもに方策を考えさせる
自分本位な意見であった場合は「もし相手の立場ならどう思うか」
しっかり考えさせる
・兄弟のルールを決めさせ
自分達で決めたことだから 絶対に守らせる(例) 座席の選択権利は「ジャンケン」
・「やられて嫌なことは相手にするな」 と日ごろから口にする
・2人で協力する場面を作る
協力しチーム意識を持たせる追記)
兄弟の喧嘩をおさめるために 親がよく使う言葉
・「お兄ちゃんのくせに我慢できないの」×「弟はまだ小さいからお兄ちゃん少しだけ我慢して」△
(弟のいないところで)
・「弟はああいう困った性格だから我慢して」×
「お兄ちゃんはいつまでたっても兄の自覚がないから仕方ないよね」×*兄弟の、人間を否定するような発言は×××
(POINTは 相談のケースによりますが参考にしてください)
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