子育ては毎日が自転車操業
「毎日時間に追われて、子どもに振り回されて自分の事は後回し。クタクタです。」
乳幼児を抱えたお母さんは、目の前に展開する子どもの行動や変化に神経を使い、少しも気の休まる時がありません。「子どもは寝ているときが一番かわいい」とかよく言われますが、手のかからないひとときを実感させる言葉ですね。
子どもを取り巻く家庭環境は多様化し、そんな中で保護者の考え方や子どもへの接し方も様々です。児童虐待は抵抗のできない子どもへの犯罪であるにもかかわらず、尊い命まで失うニュースは後を絶ちません。
子どもを育てるうえで、親が心身ともに元気であることが本当に最優先されるべきです。でも、わかっていても現実はなかなか・・・。いつもいつも元気でいられませんよね。
子育てだけじゃありません。家事と育児の両立って簡単に言いますが、そんな一言で言い表されるものではありません。兄弟の人数や年齢構成にもよりますが、家族の食事の支度・買い物・洗濯・掃除・ゴミ出し・幼稚園や学校への送り出し・(お弁当作り)・・・授乳・オムツの交換・散歩・乳幼児遊び・寝かしつけ・あやしつけ・入浴・・まだまだ。仕事を持っている親はさらに時間の制約が。秒単位で動き続けているんだから。
必然的に睡眠時間が減り寝不足の日々もたびたび。生活にもはや自分のペースは優先できないストレス。でもやるしかないと思って頑張る。頑張っているけど問題は次々と起こる。おやおや、心のコントロールが効かなくなってきた気がする??????子どもにゆとりを持って接したいってわかっているのに、自分に余裕が持てなくて、親として自信がない。
ふと我に返った時に大きなため息をつく。何とかうまく乗り切る方法はないのかしら???
(家族構成により異なる)
*一人で抱え込まず、家事・育児をできる範囲で分担する。共に・・・の姿勢が重要。
(近年、イクメンも増え、夫婦で家事・育児を分担する傾向が強くなってきている。パチパチ大賛成。)しかし、皆がみんなそうではない現状も。女性がやるべきなんて時代はとっくに終ってる。昔と違うんだ!
*理解者を近くに。
話を聞いてもらったり、自分の家庭の様子を話せる人、相談できる人(自身の実家の親や兄弟もあり)の存在をおく。
同じような年齢の子どもを持つ親として、ママ友と情報を共有したり相談することは大変心強い存在ですが、お互いが心地よい人間関係を築いていけるママ友に出会えたら最高ですね。ときには返って人付き合いがストレスになることもあります。いつも自分の話や相談ばかり一方的にして敬遠されたり、自分の意思にそぐわないお誘い(誘いを断れず)に困惑したりと想定外のストレスもありうるので、お互いのバランスをよく考えてのお付き合いを心がけてください。
*自分の発散の手段を心得ておく。
子どもを寝かしつけてから趣味の時間を少し持つ。休日に楽しい予定を計画してテンションを保つ。体を動かして汗をかき発散する。(ヨガ・ウォーキングもお薦めです)
自分が楽しいと思うものでリフレッシュを心がけてください。
*完璧を目指してダウンしない。
あれもしなければ、これもしなければと常に完璧を目指していると、ある日突然ダウンした時どうします?言い方は悪いかもしれませんが、手抜きをすることも時には必要なのです。こればかりは性格的なものもあるのでなかなか難しいとは思いますが、少しだけ楽をしてもよいのではありませんか。
あとは、家族を取り込んで家事に参加させる。(年齢に合わせて)
これは親のしつけや子育ての方法次第ですが、家族の大切さを感じる機会になるとともに、自分も家族の一員として役に立つことを自覚させることも大事なことだと思います。
食後に自分の食器を流し台まで運ぶ。お風呂洗いや洗濯物干し、洗濯物たたみ、掃除や雑巾がけ、子どもたちが気持ちよく家事に参加できるようにするのも一つの方法ではないでしょうか。
色々と工夫をすることで要領よくやれる能力って実にうらやましいと思うので身近なところで探してみてください。応援しています。
最近、ブログがついつい長くなっているのでこの辺で失礼します。
0コメント